数年前にNさんがニューヨークにいらした時に始めたお会いして以来今回で3回目となりましたが、過去2度はお食事して楽しくおしゃべりして過ごしていましたが、今回は出発直前に頂いた連絡にぞうりか銀粘土をやってみたいという内容でしたが、どちらも捨て難く選べないということで、日本から到着されたその日にいきなりダブル受講にチャレンジしていただくことになりました!
まずは途中で乾燥と焼成に時間が必要な銀粘土からスタートです。体験用の見本デザインを見て、自分の作りたいデザインを決定して作業に入ります。決定したデザインは小さな薄い円盤状の物を沢山作って自由に重ねてゆく方法です。
粘土をちぎって丸めて潰して・・・しばらく続くこの作業! |
おしゃべりしながらも手はシッカリと動かして、小さいペンダントトップが三つできました!
一カ所だけ柄を入れて変化をつけました |
銀は鋳造や焼成のような高温で加熱を施した後はこの様に白くなっています。この白はよく見るとキラキラとまるでラメが入っている様な仕上りでとても奇麗なんです。普通はこの白を研磨して銀色に仕上げていきますが、
今回はこの白をそのままキープすることにしたので、研磨無しで、変色防止剤を施して完成です。
さて、このシルバーを焼いている間に布ぞうりもスタートです。編み始めになる爪先部分からぞうりの幅を広げて行くことに大分苦労していたので、ガイドになる部分だけちょっぴりお手伝いしましたが、あとはひたすら編み続け・・・・・どこまで進んだかな?っと覗き込んでみるとナント!!編み進んで行くごとにぞうり幅がまた狭くなってしまいました〜(^^; 通常は編み目が緩いので、2、3段ほどいて左右にぐいぐいと引っ張る力技で強引に補正できることが殆どですが、Nさんは「しっかりキツく、引っ張りながら編んでくださいね」という言いつけをしっかり守ってくださっていたので、編み目が硬く私の力技でもびくともしません!狭くなり始めまでほどくと、また編み出し1/4まで戻ることになるのでできればそのまま進みたいということでした。
幸いにも最も狭い場所は丁度土踏まずの部分で、裸足の足形でもっとも細い部分に該当する場所だったので、そのままかかとに向かってまた幅ほ広げて、足形に近い型に仕上げる方法にしました。
片側だけならどんな型にするも簡単ですが、ぞうりはペアなので、左右対象の型で作らなければなりません。片側を変化のある型に作ったので、その型に合わせる事は結構大変なんです。ところがNさんはかなり近い型で左右を仕上げることに成功したのでした!
ほぼ対象にしっかりと編むことができました |
自分の着ていたTシャツが再利用できたこと、初めての手作りしたアクセサリーに大満足していただいて、帰り際には「来たばかりだけど、何かの都合で明日帰ることになっても悔いはないです!」とまで言って下さったので私もとても嬉しいです。もちろんその後の旅程も何事も無くNY旅行を満喫しているご様子だったので何よりです。
今回はダブル受講の長丁場、大変おつかれさまでした!また、NY滞在の貴重なスケジュールでの受講ありがとうございました。
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