4/12/2013

イヤー・カフ

最近になって、何故かワイヤーを使ったお仕事が増えています。

ワイヤーと言ってもそこらへンにある針金ではなく、銀や金のワイヤーを使うので、貴金属としてのクオリティは地金や銀粘土と変わりません。

以前ご紹介したワイヤー・ラップのアメシストローズクオーツハーキマー・ダイヤモンドのペンダントトップもこの技法の一つですが、今日ご紹介するのは石留めではなく、ワイヤーがメインのイヤー・カフです。





オーダーを頂いたのは、ピアスホール要らずで装着できるワイヤーのイヤー・カフ。

素材がワイヤーなので、見た目の大きさのわりに軽量化が可能なので、大きめの飾りでもバネやネジ式のイヤリングのように脱落に気を使うことも少なく、気になりません。

市場ではイヤー・カフの扱いが少なく、沢山のデザインの中から選ぶのではなく、「見つけたら即買い!」という状況のようですので、今後はこのジャンルの作品も少し増やしてみようと思っています。










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4/03/2013

Wedding Band

おひさしぶりです。
しばらくの間、忙しくてなかなか更新できませんでしたが、やっと少し時間ができたので、沈黙していた間に制作したものや講習の様子などを順を追うこと無く思いついた物からご紹介していこうと思います(^^;

活動の簡単な記録はFacebookに更新することはありますので、こちらもご覧頂けるとうれしいです!



さて、今回はタイトル通りWedding Bandです。
このWedding Bandという呼び方は日本ではあまり馴染みの無い呼び方ですが、いわゆる結婚指輪のことで、Wedding RingやMarriage Ringとも呼ばれますが、ニューヨークではWedding Bandと呼ばれることが多いです。

今回は日本の友人からのオーダーで、18Kイエローゴールドと純銀のコンビです。
新郎と15、6年ぶりにFacebookを切っ掛けに再会し、その数ヶ月後に結婚が決まり、どこにでもある既製品ではなく、二人だけのこだわったオリジナルをということでご注文いただきました。




画像ではちょっと分かりにくいのですが、新郎(左)用は粗目に、新婦用には少し細かめの鎚目が入っています。
鎚目とは、傷一つない鏡のようにピカピカに磨き上げた金槌でリングの表面を叩いて面を作る技法です。鏡面に磨き上げたリングの最後の仕上げに施す加工なので失敗は出来ませんので常に一発勝負です!
適当に打ち込むとリングが歪んでしまうし、打つことで土台が伸びるので、リングのサイズも変わるので、予め想定した伸び率以上に叩たいてもダメなのでこの作業は常に緊張します〜(^^;;


そして無事にお二人のもとへ・・・



末永くどうかお幸せに!!











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