8/23/2012

ダブル体験

今回ぞうりとシルバーの両方をダブルで体験してくださったNさんは日本からのお客様です。

数年前にNさんがニューヨークにいらした時に始めたお会いして以来今回で3回目となりましたが、過去2度はお食事して楽しくおしゃべりして過ごしていましたが、今回は出発直前に頂いた連絡にぞうりか銀粘土をやってみたいという内容でしたが、どちらも捨て難く選べないということで、日本から到着されたその日にいきなりダブル受講にチャレンジしていただくことになりました!

まずは途中で乾燥と焼成に時間が必要な銀粘土からスタートです。体験用の見本デザインを見て、自分の作りたいデザインを決定して作業に入ります。決定したデザインは小さな薄い円盤状の物を沢山作って自由に重ねてゆく方法です。


粘土をちぎって丸めて潰して・・・しばらく続くこの作業!

おしゃべりしながらも手はシッカリと動かして、小さいペンダントトップが三つできました!

一カ所だけ柄を入れて変化をつけました

銀は鋳造や焼成のような高温で加熱を施した後はこの様に白くなっています。この白はよく見るとキラキラとまるでラメが入っている様な仕上りでとても奇麗なんです。普通はこの白を研磨して銀色に仕上げていきますが、
今回はこの白をそのままキープすることにしたので、研磨無しで、変色防止剤を施して完成です。

さて、このシルバーを焼いている間に布ぞうりもスタートです。編み始めになる爪先部分からぞうりの幅を広げて行くことに大分苦労していたので、ガイドになる部分だけちょっぴりお手伝いしましたが、あとはひたすら編み続け・・・・・どこまで進んだかな?っと覗き込んでみるとナント!!編み進んで行くごとにぞうり幅がまた狭くなってしまいました〜(^^; 通常は編み目が緩いので、2、3段ほどいて左右にぐいぐいと引っ張る力技で強引に補正できることが殆どですが、Nさんは「しっかりキツく、引っ張りながら編んでくださいね」という言いつけをしっかり守ってくださっていたので、編み目が硬く私の力技でもびくともしません!狭くなり始めまでほどくと、また編み出し1/4まで戻ることになるのでできればそのまま進みたいということでした。
幸いにも最も狭い場所は丁度土踏まずの部分で、裸足の足形でもっとも細い部分に該当する場所だったので、そのままかかとに向かってまた幅ほ広げて、足形に近い型に仕上げる方法にしました。

片側だけならどんな型にするも簡単ですが、ぞうりはペアなので、左右対象の型で作らなければなりません。片側を変化のある型に作ったので、その型に合わせる事は結構大変なんです。ところがNさんはかなり近い型で左右を仕上げることに成功したのでした!


ほぼ対象にしっかりと編むことができました



自分の着ていたTシャツが再利用できたこと、初めての手作りしたアクセサリーに大満足していただいて、帰り際には「来たばかりだけど、何かの都合で明日帰ることになっても悔いはないです!」とまで言って下さったので私もとても嬉しいです。もちろんその後の旅程も何事も無くNY旅行を満喫しているご様子だったので何よりです。

今回はダブル受講の長丁場、大変おつかれさまでした!また、NY滞在の貴重なスケジュールでの受講ありがとうございました。











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8/11/2012

夏休みの課題(ぞうり)

今日は夏休みにぞうりを作りに来た中学生を紹介しましょう。

彼のお母さんが私の純銀粘土クラスの生徒さんで、今日はお母さんのレッスンの時間に一緒に来て、作業するお母さんの隣でぞうり作りです。

材料は本人の希望でちょっと扱いが難しい古ジーンズを使っての挑戦です。
ジーンズ生地を含む伸縮しない織り生地は裁断した切り口がニット生地のように内側に自然に隠れず、切り口から糸くずがボロボロ出て来てしまうので、意図的に隠しながら編み込むか、無視してそのままにするかの二通り。私が作る場合は殆ど切り口を織り込んで隠すので、大変時間がかかり、最後の処理も4枚に折りたたんだ生地は厚く、取り扱いが大変なので、今回は織り込まずにほつれ出る糸もそのまま仕上げて行く事にしました。

ところが、彼がまず越えなければならなかったのがハサミで布を切る作業でした。布の裁ち方を指示して裁ちバサミを渡して見ていたら・・・切れな〜い!布がハサミの二枚の刃の間に挟まってしまって全然切りすすめないのです。っと思ったら、彼は左利きで使っているのは右利きの普通の裁ちバサミ。しまった!左利きの人には必ず自分のハサミを持って来てもらっているのに伝えるのを忘れてしまいました〜(><)
だけど、すかさず同じく左利きのお母さんが「右利きのハサミでも切れるから大丈夫です!」っと言って下さったけど、彼はやっぱり上手く切れないんです。そして決定的な事実が・・・。


日本では小学生の高学年時に男女共に家庭かの授業が必須になっているので、好き嫌いに関わらず全員が布を裁ち、針と糸で縫い物を経験することになっています。しかし、アメリカの小学校では家庭科の授業は選択科目なので、その時点で興味のない子はそのご裁縫事に触れる切っ掛けが無ければそのまま大人になり、一生針と糸に縁の無い人生を送る人もいるということです。実際に以前ぞうりを作りに来たアメリカ人の19歳の女の子は針と糸を使った事がなく、ウチで初めて縫い物をしたというわけです。でもその後の『魔女の宅急便』の主人公キキのコスプレの時に彼女の頭に付いている大きな赤いリボンを自作することに成功しったと教えてくれました。

そんなわけで、彼も家庭科を選択していないのでちゃんと布をハサミで切る経験がなかったので四苦八苦。
右手に持ち替えてみてもハサミの刃と布の角度が上手く合わず、布はむなしくハサミに挟まれるだけでなかなか切る作業が進まない悪戦苦闘状態を1時間以上続けてやっと必要量の布の切り出しを終えました。



布が挟まってしまわない様に私が押さえてますw



予想外の困難がありましたが、編み始めると最初を誰もが通る難関である“幅を出して維持する”ことに苦戦しながらも目が飛ぶ事も無く編み上げることができました。後半の鼻緒付けの作業はちょっと私がお手伝いしたけど限られた時間何に夏休みの制作課題を完成することができました。



先生監視のもと編み始めました!




仕上がる頃には余裕のカメラ目線!



予想外の困難がありましたが、編み始めると最初を誰もが通る難関である“幅を出して維持する”ことに苦戦しながらも目が飛ぶ事も無く編み上げることができました。後半の鼻緒付けの作業はちょっと私がお手伝いしけど限られた時間内に夏休みの制作自由課題(かな?)を完成することができました。




完成直後に写真を撮ってすぐさま彼自身のFacebookにエントリーすると、即レスで友達から「それ何?」「作ったの?」「すごい!」と反応も上々でご本人もご満悦で最後に完成したぞうりと一緒にクールに決めたポーズまで頂きました!!


ところが、これで終わりじゃないのです(^^

画像ではちょっと分かりにくいのですが、彼の首と腰から下がっているのは解体したジーンズのあまり布。
片付けながら余った解体されたジーンズをみて彼の創作意欲に火がついた〜。

首から下がっているのはサイドポケット。首もとにはジッパー・パーツを付けて開閉式になってます。腰には使わなかったボタンの付いたウエスト部分を使って、同じく残ったサイドポケットにハートに切り抜いた表地を貼付けたものを左に、そして反対側にはジーンズ本体で使用されている4枚の生地のうちの右表の部分を同じくウエスト生地に留めて前側に垂らしてウエスト飾りと首飾りを創作しました!


この時は私が作家先生のアシスタントとしてノリノリで作業♪


そして完成した作品がこちら!




作ったぞうりを履いて最後のポーズを決めてくれました。完成直後にお父さんのお迎えが来たので彼はこのまま車に乗り込んで、ぞうり作りの様子をパパとお兄ちゃんに沢山話して、話し終わったらコロっと寝てしまったそうです(´・∀・` )アラマァ   

それでもとっても楽しんでくれたとのことで、作ったぞうりは大切に彼の部屋に飾られているそうです。一人で黙々と作業を続けるお母さんそっちのけで、二人でお勧めアプリやアニメの話をしながらの作業は私も楽しかったです。長い時間おつかれさまでした!







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8/08/2012

ぞうり教室

先日、ソック・モンキーのボランティアに初めて来たNadiaさんがぞうりを作りに来てくれました。

彼女は2ヶ月程前にマイアミからニューヨークに引っ越して来たばかりのビキニのデザイナーです。自分でデザインして制作までを手がけているので布の扱いはお手の物。ソック・モンキー作りでもとても手際よく作っていました。

手順説明から作業終了まで滞りなく進み、予定していた3時間で一足仕上がって大満足!後で旦那さんの分も作りたいと言ってくれました!




彼女の作るビキニの数々も是非チェックしてくださいね。

CAMELO PARDUS

日本ではまだ手に入らない新進気鋭デザイナーのビキニの購入希望が有れば直接問い合わせが可能です。
英語かスペイン語に不安の有る方は日本語で私にメールしてくれたら中継します(^^








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4/30/2012

純銀粘土体験

先日純銀粘土の体験講習を行ないました。

今回は新しいお稽古を親子で始めようと検討されているお二人に体験して頂きました。

お好きなテクスチャーシートを使って粘土にパターンを写し取ってかた形を作ります。
オプションでストーンセッティングを希望されたので、ちょっぴり私がお手伝いしてお好きな石をセットしました。

焼成後の仕上げは、お母さんは薬品で酸化させたいぶし仕上げに、お嬢さんは純銀の色をそのまま研磨して仕上げました。






親子で同じ趣味の教室に通うって楽しそうですよね。仲のよいお二人を拝見していたら、ちょっと羨ましくなりました!これまでに、布ぞうりや銀粘土を母に教えた事はありますが、一緒に机を並べて習い事や講習会に行った事はないので、共に学ぶって凄く新鮮感じです。5月末頃に日本へゆく予定があるので、何か母とできることを探してみようかな(^^








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4/26/2012

布ぞうりワークショップ ご近所さん編

まずは昨日私の制作スタジオで行なった布ぞうりのワークショップの様子から。

今回の参加者は私と同じ建物に住んでいる仲良しのお友達です。女性の年齢を公開するのはちょっと失礼ですが、彼女はこう見えて古希をこえております。しかし、いまでも現役で近所の映画館で毎日朝から働いてる元気な女性です。
そんな彼女が以前からご近所特典として、時間がある時に少しずつ習っていた布ぞうりが完成したのでお披露目します!




片側が完成してからちょっと間が空いてしまい、二色使った事をすっかり忘れて残りを淡色で編んでしまったというアクシデントはありましたが、ぞうりの幅もシッカリ出せたものが完成しました!

手作りが大好きで、少し前に紹介したソック・モンキー作りのボランティアにも一緒に通っています。往復で3km程度の道のりを杖を使いながらですが一緒に歩いて行きます。かれこれ半世紀をこの街で過ごしているニューヨーカーと一緒に歩く道中は、古い建物や昔の街並の事等を色々話してくれるのでとても楽しいです。近頃はダウンタウンも開発が進み、古いビルや店が次々と姿を変えて行きますが、変わってしまった姿に見慣れてしまうと以前の姿を忘れがちになる私ですが、彼女は細かいことをとても良くお覚えているにはいつも驚かされます。

次は家族のぞうりを作りたいと、とても気に入ってくれました。







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4/22/2012

布ぞうりワークショップ in ニュージャージー

昨日は、以前エントリーした隣州のニュージャージーからきて下さった方々のイベントにお手伝いに行ってきました。

マンハッタンからは長距離列車で70分のところで、緑が豊かな場所で、今日の快晴の日に訪れるには絶好の土地でした。暖かくなって樹々や家々の庭の芝生が青々と輝いている様子はマンハッタンとは全く別の世界というじ。でも何度も言ってますが、本来はマンハッタンが異状で、それ以外が普通のアメリカの風景なんですけどね(^^;

今日のように子供中心の布ぞうり教室は初めての経験だったので、ランチタイムを含む5時間でセッティングしましたが、初めての場合、大人でも3時間かかってか片側しか作れないこともよくあることなので、それが子供(13~15歳くらい)となると仕上りにかなり不安がありました。





でも実際に始ってみると、しゃべったり、携帯いじったりしながらも手はどんどん進んでます。大人よりも脳みそが柔軟だかでしょうか?難所である編み始めと終わりも短時間で修得すると、小さい手でどんどん編み進めて、ランチタイムもしっかり取りつつ予定時間無いに殆どの子供が左右一足分を完成させることができました。

がっ、製作中に多発した問題がありあした。それはぞうりの幅がどの子もみんな狭すぎるということ。(><)
通常は9cm以上の幅をお勧めしいるので、今回一人一人まわって幅を出すコツと方法を教えてもなかなか幅がだせない。みんなこんな細いのばかりが出来て行く・・・(^^;;






まぁ、おとなでも初めてはぞうり幅を9cm以上出すのは大変で、ましてや手の小さい子供ではどんなに手を広げて作っても人差し指、中指、薬指の三本で9cmまで広げるのは無理が有るし、今回は初めてなので、作り方だけでも覚えて、興味を持ってくれたらいいなっておもっていました。
ところが、完成したよ〜っと履いてみせてくれたらなんとピッタリ!!


 



幅が7cm程度しかなぞうりだったけど、子供の足だったらそれでも充分だったんですね〜。

こちらの子供達は高校生にならないと一人歩き出来ないので、10:00〜3:00までの講習時間と聞かせれている送迎担当のお母さん達が終了時間前後に続々とお迎えに来て、燦々轟々帰って行くので集合写真をとることは出来ませんでしたが、みんなそれぞれ家で作る場合の編み台の作り方や芯にするロープの種類などを聞きに来てくれて、家に帰ったら家族全員の分を作ると言いながら帰って行ったので、気に入ってくれた様です♪

お迎えに来たお母さん達からぞうりのルーツを聞かれたので、100年以上前に藁で作られた起源と、その後には戦時中の物不足の時に自分の履物として小学生でも作ったという話を聞かせたら、凄く驚いていいました。戦争中でも物資が豊富に有ったアメリカでは藁で靴を作るというのは考えれ無かった様です。

そしてまたこうして布ぞうりという日本の文化がアメリカで一つの輪を作ってくれました!






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3/14/2012

Sock Monkey

昨日、ずーっと前から気になっていたおサルにやっと会えました。
そのおサルはSock Monkey(ソック・モンキー)という種類のおサルで100年以上前に農夫や工夫のハードな動きに合わせてかかとを赤い糸で補強された靴下から生まれた子なんです。
大恐慌の頃、こんな時でも子供達にプレゼントを渡して喜ばせたいと思った一人の母の愛情から生まれたこのおサルは日増しに国中に広まって、今では古のクラフトとして根強い人気を保っています。

この古き良きアメリカのクラフトにいつか触れてみたいと思っていたら、ついにその時がやってきました!
Meetupという実際に会う事を目的としたネット上のコミュニティサイトでこのコミュニティを見つけて参加しました。このSock Monkey Meetupはアート系のNPOが主宰するもので、参加する条件はボランティアです。このMeetupに参加すると全ての材料を提供され、作り方を教えてもらえます。代わりに作ったSock Monkeyは寄贈することになると言う訳です。ちなみにボランティアによって作られた沢山のSock Monkey達はイベントなどで販売され、この団体のアート・ファンドとしてアート活動に役立てられているそうです。
つまり、参加者はSock Monkeyのワークショップに無料で参加し、作り方を教えてもらい、その代償としてつくったSock Monkeyを置いてくるという仕組みです。

さて、このSock Monckeyのオリジナルは一組の作業員用の靴下からできたのが由来でしたが、このMeetupではカラフルな靴下が用意され、目にも鮮やかでバラエティに富んだおサルが日々作られています。


マントやベストを来てる子もいます!


私自身、何か新しい事を始めるには最も基本のものから取りかかり、それを作りながらあらゆる方向性を検討し、構想を練って行くので、本当はオリジナルの赤いかかとの靴下で作りたかったのですが、今回は沢山用意されたカラフルな靴下から選んで作る事になりました。

一回2時間のセッションを2回程で一体を作って行くペースですが、一応これでも物作りを職業としているので、作業はちゃっちゃと進み、「初めてでこんなに早く作った人はいない!」とおだてらたけど、本体が完成したところでタイムアップ!顔を作る事はできませんでした(残念!)


まだ顔が無いの・・・

来週は顔を作って、ボディが真っ黒でちょっと詰まらないので何か飾ってあげたいけど、何がいいでしょうね?
フェイクで作ったソフトクリームやクッキーを持った子を作るのも楽しそう!
短時間で作れるので、仕事の合間にちょこっと作るのがしばらくの間のマイブームになりそうです!










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2/19/2012

布ぞうり体験教室

今日は布ぞうりの体験教室をやりました。
今日の生徒さんはニューヨークの隣州であるNJの図書館職員の方達です。

この図書館では週末や祝日に様々なイベントを行なっていて、布ぞうり制作も4月に行なわれるリサイクル・クラフトをテーマにした子供向けのイベントにと取り上げて頂きました。

日本で始ったこの布ぞうり作りも今では世界中のクラフトファンに浸透しつつ有り、Etsyという手作りに関する物だけを売買できるオンラインマーケットでも、一年程前から作り方のオリジナルの動画がアップされています。

今回いらした中の一人は事前にこの動画を見て既に一度ぞうり作りにチャレンジしたそうで、その時作ったぞうりも持って来てくれました。でもそれはとても幅が狭く、爪先がかなり尖っていて、編み始めと終わりがちょっとヘン(^^;
このぞうりの幾つかの鬼門のようなポイントが幅と編み始めと終わりなんです。この三点をしっかり押さえるとそこそこ見栄えの良い物ができるけど、そこが最も難しいところなんですよね。
彼女も動画を何ども見ては一時停止したり巻き戻したりしながら「ちょっと待って!これってどうなってる?」なんて自分自身に問いかけた独り言を家族につっこまれながら格闘したそうです。そして、遂に私を探し当てて来てくれたと言う訳です。

そんな訳で、彼女達はイベントで子供達に教える為に作り方の詳細とポイントを知りたいというのが先行なので、子供が作るための安全でしっかりした土台を作るポイントの話からスタートしたのでいつもより時間もたっぷりかかりましたが、何とか一足は仕上がって一通りの行程を理解してもらことができました。



イベントまで後二ヶ月。それまでに何度か練習して頑張りますといってくれました。
図書館でものイベントは子供にハサミなど怪我をする可能性のる道具は使えないため、主催者側で全ての布をカットして準備しなくてはならないのでとても大変そうですが、イベントが成功する事を願います!






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2/16/2012

体験教室

昨日は体験教室でした。
前回の日記(一ヶ月以上前w)のモチーフとかぶってますが、サイズ違いに挑戦していただきました。

人の好みは時として何かを切っ掛けに変化して行くものですが、その切っ掛けはあまり多くはないため、趣意で選択するものは自ずと似たものを無意識に選んでしまう傾向を強いようです。ファッションに限らず、自分の身の回りの持ち物で統一性のない浮いた感じの物ってプレゼントされた物である可能性ってっ結構高いかも。

今回の体験者さんもその一人。花やハートのモチーフのアクセサリーが好みで、気がつけば自身のワードローブは雰囲気の似た物ばかりとか。そこで今回はそれまでのラインとはイメージの違うモチーフに挑戦してみたいということでクロスを選択されました。
間もなくニューヨークを離れるので、ニューヨークの想い出の一つとして手作り作品に挑戦してくださいました。




初めての銀粘土体験なので、型を使って奇麗なクロスを型取り、乾燥後にヤスリでバリを取り除きます。小さめのチャームがお望みだったので、作業はちょっぴり細かく慎重にならなければならなかったので少々時間はかかりましたが、乾燥体が割れてしまうなどのアクシデントもありませんでした。石留めは同時焼成ではなく焼成後に留める必要があったのでこちらでお手伝いしましたが、奇麗に完成!



こちらは少しだけ余った粘土でペンダントよりも1/3程小さいお揃いのモチーフでピアスにしました。型取りや金具付けはお手伝いしましたが、こちらのヤスリがけは一層細かいものでしたが頑張りました!

ニューヨークで過ごしたたくさんの思い出の最後に、手作りの楽しさを付け加えて頂ければうれしいです(^^
お疲れさまでした。








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