12/28/2011

シルバー・クロス

今年最後の銀作品です。

純銀のクロスモチーフのペンダント・トップです。





まずは銀粘土でおおまかな形を作って、表面や溝などの細かいディティールを調整た後にセンターに開けておいた穴に石枠を埋め込み、今回は石枠の回りにジンタン、または救命丸みたいな銀のツブツブもくっつけました。







ちなみにツブツブも純銀。
ある程度の大きさになると粘土で作る事もありますが、ちちゃいのはこんな感じで純銀のワイヤーを用意して、
木炭の上でバーナーであぶると溶けた銀がチュル〜と集まって・・・





こういう銀のツブがあっという間に出来ちゃいます!ちっちゃいけど作業直後は1000度近くあるのでうかつに触ってはキケンです(^^;




そして、石枠とツブツブをセットしったら、最後に純銀ワイヤーで作った差しカン(先端に飛び出ている環)と下げるためのバチカン(逆三角形)を取り付けます。バチカンはサイズの合った物もを完成直前に取り付ける場合もありますが、今回はバチカンも飾り入りにしたかったので手彫りで作りました。タテ12mmヨコ6mmnを彫ってからヤスリかけるのはクロス本体よりも大変です(^^;




 900度で2時間焼成しました。画像では分かりにくいのですが、真っ白になっています。サイズも焼成前はバチカンも含む全長は40mmだたのが35mm程に収縮しています。

ここあらが最後の仕上げ。
全体を奇麗に研磨して、中心の石枠に1月の誕生石であるガーネットを留めて完成です!






今年最後の銀作品は1月生まれの姪の誕生日プレゼントでした。6mmのガーネットはちょっと贅沢かな・・・っとは思いましたが、もう17歳だし血族特権ってことで留めちゃいました〜。

これもって大晦日に機上で年越ししながら日本にいきま〜す!


今年も不定期で気まぐれなブログをご訪問くださってありがとうございました!
来年も変わる事無く不定期で気まぐれではございますが、宜しくおつきあいください。


それではみなさん、良いお年をお迎えください(◡❛✿)












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12/24/2011

Happy Holiday's

ニューヨークもクリスマス真っ盛りです。
日本は25日が過ぎたら速攻で飾りを片付けてお正月の準備をしなければならないので慌ただしいですね。
アメリカでは1月6日のリトル・クリスマスまでクリスマスの飾りはそのままです。

また、ニューヨークでは沢山の移民や人種が混ざり合っているので、キリスト教の行事であるクリスマスを祝わない宗教や人種の人たちもいるため、一般的にはメリー・クリスマスと言わずにハッピー・ホリデーズと言います。

私の教室でも、何度かクリスマス用のミニリースの教室をやってましたが、今年はあれこれやっている間にあっという間に12月にはいってしまったので企画できないままスルーしちゃいました(^^;

単発の体験講習にしてはちょっと難しいようで、皆さん苦戦されて、何度やっても予定の時間では終わらないのでちょっと改良が必要な感じです。でも時間節約の為に制作量を少なくするとボリュームが無くなってしまって見栄えがイマイチになるのが難点。

ま、また来年までに考えましょ〜。






それではみなさん、素敵なクリスマスと新年をお迎えください!







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12/19/2011

こんなのも作りました

2年前、私が布ぞうりを初めて間もなく、「紐状の素材ならなんででも編める」というこだったので、王道のTシャツや綿生地の次に試してみたのが毛糸でした。




ちょうど直ぐにての届く所にあったアクリル毛糸を使ったらモヘア系だったので、小さい上に繊維が絡んで思いのほか苦戦しました。






ちょっと小さくし過ぎて最後の糸処理が面倒だったのでもう少し大きめでモヘヤ無しにしたら意外に簡単でしたが、履く事の出来るサイズを毛糸で作るには、まず糸がそのままでは細すぎるので鎖編みなどの加工が必要そうだと気づくと同時に時間かかって面倒そうだと悟ったので、毛糸ではミニサイズ以外作ってません(^^; 

それで、やっぱり考えついたのは銀線。 前回のリリアンジュエリーでも紹介したように、銀線はある一定の太さ以下だとかなり軟らかく、加工しやすいので編む事が可能です。  

ってことでやってみた。






小さいから速攻で仕上がると思ったら結構な手間でした(^^;  使用した純銀線が細すぎて、小さくなり過ぎです。申すこし引き締めて編むつもりだったのに、思いつきで始めたもんだから仕事場じゃなく自宅のリビングで編み掛けの銀線クロッシェから銀線を略奪して作ったのでちょっと編み目が甘いですねw
ミニチュア作るのは好きなので試してみましたが、ちょっとやり過ぎです。一円玉が巨大に見えますが、もちろん普通の一円玉。

 こんな感じで販売用以外のぞうりも作ってみたりしてますが、最近はなかなか作れません。 そしてその販売、11月末にまた以下の5足をきてやSOHOさんに納品させていただきました。 昨年のこの時期は思いのほか売れましたが、今年はどうなんでしょうね・・・。売れ行き知るのが怖いので在庫確認してません(^^;


















ただ今、年明けに日本のお客さまへ納品するご注文品を製作中です!
日本の皆さん、もう少々お待ちくださいませ〜。






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12/13/2011

リリアンジュエリー

お久しぶりです(^^;
今日はずーっと挑戦したいと思いながらなかなか始める事ができなかった技法を、秋に日本へ行った時に体験教室を受講することができたので紹介します。

リリアンジュエリーという名称で、現在日本で静かなブームが始り、各社で資格認定もあるそうです。





私が受講して作ったネックレスです。
材料は数種類のビーズとテグスとスウェードリボン。体験講習なので最も時間のかかるビーズの糸通しは予めセッティングされたものを使ったので、講習時間の予定は2時間程でしたが、1時間30分くらいで作業は終了しました。(一応プロなので、参加者中最速で仕上がりました(^^)

テグスを使ってリリアン編み機でビーズを一緒に織り込んで編み上げます。ビーズの種類次第ではとても軽いのに、存在感のある物に仕上がりました。





使った道具はコレ。私が子供の頃ってもう30ねん以上前の話ですが、当時は駄菓子屋さんや文房具屋さんにも売っていたので持っていました。あの頃はプラスティック製でしたが、今は木や金属などもあってバリエーションは豊富です。現在は昔ながらのプラスティック製の物は100円ショップなどでも販売されているようですが、私が購入したのはこの金属制のタイプで、体験講習を受けた実家のある群馬の毛糸屋さんのオリジナルの商品 ですが、講習で使用したのは、これ 。素材はや仕様が若干の違いはありますが、どちらもテクニックは同じです。 飛び出しているピンの数は画像は4本ですが、この編み機には6本ピンの付け替えヘッドもついているので作品によって変更して使います。こんなわかいい木製 もあるんですよ。

今回の講習で使用したのはテグスでしたが、毛糸や綿糸などいろいろな素材の糸で作ることができるので、デザインの可能性は無限です。ビーズをどう配置するかは平面でなく立体のチューブ状で考査する必要があるので慣れるまではちょっと手こずりそうですが、今後の作品に何か良い影響を与えてくれるかもしれません。

細長いものなら大体の物が編むことができますが、銀の細いワイヤーなどはこの編み機を使わずして同じ方法で編み進めることができます。





このチェーンの部分がそうです。最も細い純銀のワイヤーをひと目ずつ編んでチューブ状のチェーンができます。金属は細蹴ればそれなりに軟らかいのですが。折り曲げる事で形状維持が出来るので、毛糸やテグスと違って編み機を使わなくても編む事ができますが、かなり微細な作業になります。このチェーンも直径は約5mm弱で、目の数は8。一目の幅は2mm以下のループを見つめながら支える持ち手はないので、編み上がった部分を握り潰さないように注意しながら永遠と作業するので、テクニックよりも根気が必要な作業ですが、リリアンなどの糸をつかって編み機で編むのは編み物よりも簡単なので興味が有れば簡単にはじめられます。







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