4/30/2012

純銀粘土体験

先日純銀粘土の体験講習を行ないました。

今回は新しいお稽古を親子で始めようと検討されているお二人に体験して頂きました。

お好きなテクスチャーシートを使って粘土にパターンを写し取ってかた形を作ります。
オプションでストーンセッティングを希望されたので、ちょっぴり私がお手伝いしてお好きな石をセットしました。

焼成後の仕上げは、お母さんは薬品で酸化させたいぶし仕上げに、お嬢さんは純銀の色をそのまま研磨して仕上げました。






親子で同じ趣味の教室に通うって楽しそうですよね。仲のよいお二人を拝見していたら、ちょっと羨ましくなりました!これまでに、布ぞうりや銀粘土を母に教えた事はありますが、一緒に机を並べて習い事や講習会に行った事はないので、共に学ぶって凄く新鮮感じです。5月末頃に日本へゆく予定があるので、何か母とできることを探してみようかな(^^








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4/26/2012

布ぞうりワークショップ ご近所さん編

まずは昨日私の制作スタジオで行なった布ぞうりのワークショップの様子から。

今回の参加者は私と同じ建物に住んでいる仲良しのお友達です。女性の年齢を公開するのはちょっと失礼ですが、彼女はこう見えて古希をこえております。しかし、いまでも現役で近所の映画館で毎日朝から働いてる元気な女性です。
そんな彼女が以前からご近所特典として、時間がある時に少しずつ習っていた布ぞうりが完成したのでお披露目します!




片側が完成してからちょっと間が空いてしまい、二色使った事をすっかり忘れて残りを淡色で編んでしまったというアクシデントはありましたが、ぞうりの幅もシッカリ出せたものが完成しました!

手作りが大好きで、少し前に紹介したソック・モンキー作りのボランティアにも一緒に通っています。往復で3km程度の道のりを杖を使いながらですが一緒に歩いて行きます。かれこれ半世紀をこの街で過ごしているニューヨーカーと一緒に歩く道中は、古い建物や昔の街並の事等を色々話してくれるのでとても楽しいです。近頃はダウンタウンも開発が進み、古いビルや店が次々と姿を変えて行きますが、変わってしまった姿に見慣れてしまうと以前の姿を忘れがちになる私ですが、彼女は細かいことをとても良くお覚えているにはいつも驚かされます。

次は家族のぞうりを作りたいと、とても気に入ってくれました。







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4/22/2012

布ぞうりワークショップ in ニュージャージー

昨日は、以前エントリーした隣州のニュージャージーからきて下さった方々のイベントにお手伝いに行ってきました。

マンハッタンからは長距離列車で70分のところで、緑が豊かな場所で、今日の快晴の日に訪れるには絶好の土地でした。暖かくなって樹々や家々の庭の芝生が青々と輝いている様子はマンハッタンとは全く別の世界というじ。でも何度も言ってますが、本来はマンハッタンが異状で、それ以外が普通のアメリカの風景なんですけどね(^^;

今日のように子供中心の布ぞうり教室は初めての経験だったので、ランチタイムを含む5時間でセッティングしましたが、初めての場合、大人でも3時間かかってか片側しか作れないこともよくあることなので、それが子供(13~15歳くらい)となると仕上りにかなり不安がありました。





でも実際に始ってみると、しゃべったり、携帯いじったりしながらも手はどんどん進んでます。大人よりも脳みそが柔軟だかでしょうか?難所である編み始めと終わりも短時間で修得すると、小さい手でどんどん編み進めて、ランチタイムもしっかり取りつつ予定時間無いに殆どの子供が左右一足分を完成させることができました。

がっ、製作中に多発した問題がありあした。それはぞうりの幅がどの子もみんな狭すぎるということ。(><)
通常は9cm以上の幅をお勧めしいるので、今回一人一人まわって幅を出すコツと方法を教えてもなかなか幅がだせない。みんなこんな細いのばかりが出来て行く・・・(^^;;






まぁ、おとなでも初めてはぞうり幅を9cm以上出すのは大変で、ましてや手の小さい子供ではどんなに手を広げて作っても人差し指、中指、薬指の三本で9cmまで広げるのは無理が有るし、今回は初めてなので、作り方だけでも覚えて、興味を持ってくれたらいいなっておもっていました。
ところが、完成したよ〜っと履いてみせてくれたらなんとピッタリ!!


 



幅が7cm程度しかなぞうりだったけど、子供の足だったらそれでも充分だったんですね〜。

こちらの子供達は高校生にならないと一人歩き出来ないので、10:00〜3:00までの講習時間と聞かせれている送迎担当のお母さん達が終了時間前後に続々とお迎えに来て、燦々轟々帰って行くので集合写真をとることは出来ませんでしたが、みんなそれぞれ家で作る場合の編み台の作り方や芯にするロープの種類などを聞きに来てくれて、家に帰ったら家族全員の分を作ると言いながら帰って行ったので、気に入ってくれた様です♪

お迎えに来たお母さん達からぞうりのルーツを聞かれたので、100年以上前に藁で作られた起源と、その後には戦時中の物不足の時に自分の履物として小学生でも作ったという話を聞かせたら、凄く驚いていいました。戦争中でも物資が豊富に有ったアメリカでは藁で靴を作るというのは考えれ無かった様です。

そしてまたこうして布ぞうりという日本の文化がアメリカで一つの輪を作ってくれました!






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