2月中旬から通い始めたフレイム・ワーク(バーナーワーク)レッスンも残すところあと2回になってしまいました。前回も書きましたが、次回までに3作品以上の終了製作を作らなくてはならず、前半一ヶ月は封印していた自主練習するも思うようなものができないというのが先週までの話。
さて、今週。
そりゃぁ、先週までできなかった物が今週できたかと言うとそんなワケもなく、未だ全く納得出来る物はできやしませんが、いきなり望むものも作るというのが無理な話だということはわかっているので、結局 “カタチ” に仕上げなくては行けないものはできる範囲の物でそれなりに作る方向にシフトすることにたのはいいけれど・・・・
またやっちゃいました。もう自分でもどうしたものかと思いながらも、どうしようもないので突き進むしかないのですが、ほとほと自分でも呆れます(^^;
来週はスタジオ施設の都合で一週お休みなので1週間時間が稼げるということと、クラスから提示される自由に使っ手よい副素材の山の中に丁度良いサイズのシルクの糸に出会ってしまったこと。その瞬間に仕上りデザイン降臨!
ここまで来るともうあとには退けない性格なのでやるしかないんです。何もこの時間のない時になぜこれなのかってことはもう追求しても仕方ない。ってことで始めました。
タティングレース編みで、上方に見るシャトルを使って右側に見える花びらを5枚で一つのモチーフにして8mmのビーズ(これは既製)を包みます(写真左)。これを10個程と、自分で作ったビーズとコンビにしてみようと思いついちゃいました。でも糸の色が茶色しかなかったので、手持ちのビーズでは色の合うものがないので、今度はこの糸に合わせたビーズも作らなくてはならない。「有りものでどうにかする」ということに妥協出来ないのでこれももう仕方ないデス。19日の次のクラスまでにこれの他にあと最低2つ。でも頭の中には5つある!どこまでできるかもう面倒なので計算してなけど、とりあえず作ります。
タティング・レースってあまりメジャーじゃないので、知らない人も多いかと思います。アメリカでも全然知名度はありません。その証拠に、先日我がアパートの管理人のおばぁちゃんとの世間話の中で、彼女がタティング・レースの編み方を習える所を長い間探してるのに誰に聞いても未だに分からないのだと言う。このおばぁちゃんは編み物好きで、ニット帽くらいならかぎ編みで半日で編んでしまう。彼女の話だと、随分以前に仕事帰りのバス停でいつも見かけるロシア人の女性が編んでいるタティングレースを見て感動し、教えてもらいたいとその場で申し出たのに、なんとこの女性は一切英語がわからなかったので、結局教えてもらう事ができず、ただ毎日バスを待ちながら日に日に大きくなって行くレース編みと器用にシャトルを動かす女性の動きだけを必至に見つめては見た物の、その作り方は分からないまま今でも教えてくれる人を探しているのだ。
こんな話を聞いたのは付き合い始めて12年目で初めて。ビーズやぞうりの作り方は教えてあげたけど、タティングに興味があったなんて・・・。「こんな近くにできる人がいるなんて!!!」と、すごく喜んでました。本当に長い間探したみたいです。本も買ってみたらしいけど、できなかったとも言ってましたね。
アメリカの編み物の図案は日本の様に記号表記ではなく、アルファベットを短縮した様な文字で書き表します。
例えば、日本なら表目は「|」裏目は「ー」というのに対してアメリカは表面「knit (k)」「right side (rs)」裏目は「purl (p)」「wrong side (ws)」です。しかもアメリカは日本のように表記方法や呼称が決まっていないので、出版社や著者によってもPやWSのように表記方法も定まってません。こんな国にあるタティングの本ってどんなのかちょっと興味はありますが、たぶん初めての人がそれを見ながらできる様な代物じゃないのは簡単に想像できますよね(^^;
タティングの基本おt醍醐味はやっぱりこのモチーフ繋ぎでしょうか。モチーフをどんどん繋げる事大きな作品が完成します。かぎ針を使ったレース編みとは違い、誰が作っても編み方の加減にあまり変化ができないので初心者でもコツさえ掴めれば比較的整ったレースが作れると思います。
この方法を応用するとストーンセッティングもできちゃいます。
使用する糸を探すのがニューヨークでは面倒なので、最近は遠ざかっていた技法なので久しぶりなので時間なくてちょっと辛くなりそうだけど、それなりに楽しみます!完成作品はまた後ほど〜
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