4/22/2012

布ぞうりワークショップ in ニュージャージー

昨日は、以前エントリーした隣州のニュージャージーからきて下さった方々のイベントにお手伝いに行ってきました。

マンハッタンからは長距離列車で70分のところで、緑が豊かな場所で、今日の快晴の日に訪れるには絶好の土地でした。暖かくなって樹々や家々の庭の芝生が青々と輝いている様子はマンハッタンとは全く別の世界というじ。でも何度も言ってますが、本来はマンハッタンが異状で、それ以外が普通のアメリカの風景なんですけどね(^^;

今日のように子供中心の布ぞうり教室は初めての経験だったので、ランチタイムを含む5時間でセッティングしましたが、初めての場合、大人でも3時間かかってか片側しか作れないこともよくあることなので、それが子供(13~15歳くらい)となると仕上りにかなり不安がありました。





でも実際に始ってみると、しゃべったり、携帯いじったりしながらも手はどんどん進んでます。大人よりも脳みそが柔軟だかでしょうか?難所である編み始めと終わりも短時間で修得すると、小さい手でどんどん編み進めて、ランチタイムもしっかり取りつつ予定時間無いに殆どの子供が左右一足分を完成させることができました。

がっ、製作中に多発した問題がありあした。それはぞうりの幅がどの子もみんな狭すぎるということ。(><)
通常は9cm以上の幅をお勧めしいるので、今回一人一人まわって幅を出すコツと方法を教えてもなかなか幅がだせない。みんなこんな細いのばかりが出来て行く・・・(^^;;






まぁ、おとなでも初めてはぞうり幅を9cm以上出すのは大変で、ましてや手の小さい子供ではどんなに手を広げて作っても人差し指、中指、薬指の三本で9cmまで広げるのは無理が有るし、今回は初めてなので、作り方だけでも覚えて、興味を持ってくれたらいいなっておもっていました。
ところが、完成したよ〜っと履いてみせてくれたらなんとピッタリ!!


 



幅が7cm程度しかなぞうりだったけど、子供の足だったらそれでも充分だったんですね〜。

こちらの子供達は高校生にならないと一人歩き出来ないので、10:00〜3:00までの講習時間と聞かせれている送迎担当のお母さん達が終了時間前後に続々とお迎えに来て、燦々轟々帰って行くので集合写真をとることは出来ませんでしたが、みんなそれぞれ家で作る場合の編み台の作り方や芯にするロープの種類などを聞きに来てくれて、家に帰ったら家族全員の分を作ると言いながら帰って行ったので、気に入ってくれた様です♪

お迎えに来たお母さん達からぞうりのルーツを聞かれたので、100年以上前に藁で作られた起源と、その後には戦時中の物不足の時に自分の履物として小学生でも作ったという話を聞かせたら、凄く驚いていいました。戦争中でも物資が豊富に有ったアメリカでは藁で靴を作るというのは考えれ無かった様です。

そしてまたこうして布ぞうりという日本の文化がアメリカで一つの輪を作ってくれました!






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