12/03/2010

アメリカのイヤリング

アメリカでイヤリングを購入する際のちょいネタです。

日本では、耳に穴を開けて付けるタイプは“ピアス” と表現し、穴の要らないタイプは“イヤリング” と区別して呼んでいますが、アメリカでは読んで字のごとく耳に付ける飾りのことは全てがイヤリングと呼ばれ、一般的にはピアスを指し、ショップで販売されているものの殆どがこのタイプとなっています。

そうでない物はクリップ・イヤリングと呼ばれていますが、ショップの店頭で即時入手することは稀少になっています。したがって、入手するにはピアススタイルの物をクリップスタイルに交換してもらうことが必要で、交換費用と数日かかる場合があるので、旅行先で購入する際は旅程の早めにショップを訪れて、お直しの納品日数を予め確認しておくと良いと思います。



ピアスです。
一枚のディスクは直径約3〜4ミリで、細いワイヤーリングで繋いでいます。
このブログのタイトル・バックの作品の原型案になった作品で、ループ無しのディスクのみで構成したシリーズです。シリーズ化して繋ぎ方でいろいろ遊んで変化を楽しむのが当初の計画でしたが、ディスクの製作が全て手作りで、一枚のサイズが小さいために作業する指の温度で乾燥が始ってしまうため作業は思ったよりも難航。それでもシリーズ化&複数個製作を目標に数百のディスクは製作したものの、ディスクの両端に穴を開ける作業とディスク同士を連結する直径2.5mmのワイヤーリングの切り口を溶接(彫金ではロー付けと言います)する作業に悶絶!結局コンポジションとしてブレスレット、ピアス、ネックレス、指輪の一連の作品は作り上げた物の、在庫用の複数個製作は停止中。ゆえに受注製作品となってしまいましたので、納品にはお時間を頂く代物でございます(^^;;

この作品は数年前にアメリカで出版されたシルバークレイのHow to本であるMetal Clay Magic: Making Silver Jewelry the Easy Wayという本に掲載された4作品の中の一つです。(リンクからなか見検索で見られます)
この本へ作品掲載の依頼注文は日本人らしい作品という物でした。さて、私の掲載作品をご覧頂いて、その他のアメリカ人作家さんとの違いがどんな物か判るでしょうか??





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