先週の金曜、まだ2月だというのに気温18度という春さながらの気温になったNY。この日はお昼頃から数時間屋内と屋外を行ったり来たりしてましたが、春ものよりもちょっとだけ厚手のハーフコートにも関わらず厚くてずっと手に持っていたほどでした。こんな気温になると、季節や時期に関わらず “気温に過剰反応した服装”で現れる人が目立つのがニューヨーク。日本のように衣替えや風情、人目など一切関係のない国なので、たとえ2月だってサングラスにチューブトップの女子や上半身裸で走る見せたがりのマッチョマンが登場するのが当然。もちろんこの日もお昼から夕方まで出かけただけで6人の“過剰反応人間”を見かけました!地下鉄車内はエアコンも稼働してました。
ニューヨークの冬は寒いですが、その分公共の室内はとても暖かい温度になっているので、最近日本で主流の防寒服である「薄くて暖かい」布でできた物をインナーとして着込んだりしたときは大変です!寒い外気に負けじと歩いて内側から温まったからだで暖かい室内に入ったら、コートを脱いだくらいじゃダメ。そんなことも知らずに日本の感覚で防寒服を準備して来た私の移住したての初めての冬の外出。そりゃぁエラい目にあいました。身体にぴったりとした長袖のタートルシャツの上にネルシャツとセーター。その上にダウンジャケット。セーターまでは脱げても、レオタードのようにぴったりとしたババシャツまがいのタートルシャツ一枚になる勇気は無いので、ネルシャツが脱げない!!このネルシャツが防寒に長けた登山用。仕方ないのでそのまま我慢しましたが、今後は屋外にでると汗がいっきに冷えて寒いっ!!それ以来、冬でも最後の一枚になれる重ね着防寒は鉄則になりました。
ところが、翌日土曜日は打ってかわって気温は日中で2度。日没はマイナス1度くらいまで下がって2月らしい気温に逆戻り。毛糸の帽子と手袋にマフラーはまだもう少し手放せない感じです。
それにしたって、金曜と土曜で20度近い気温差ってどうなってんの!? 少しずつ暖かくなって数日寒さが戻ってくる三寒四温なら納得できるけど、極寒からたった一晩で急上昇してまた一日で急降下。雪がおおかったことも含めて異常気象ってことなんでしょうね・・・。
追記:このブログを書いた後に外にでたら雪降ってたよ〜。ホントにどうなってんの!?
どうなってんの?でもう一つ。
昨日、我が家の郵便受けに私宛の政府からのお手紙が来ました。中身はjury duty。
日本でいう裁判員制度の陪審員の召喚状でした。実は過去にも一度来ています。学生ビザをもってた留学生時代。日本で裁判員として呼ばれても、これらの理由で事態することができるらしいですね。以外と融通が効きそうな印象ですね。特に事業所での業務の支障がある行はアメリカでは通用しません。会社は社員がこれに選ばれた場合全面的に協力することが法律で決められています。我が夫も一度召還され、二日間裁判所へ通ったことがあります。この二日は陪審員を選抜するための絞り込み作業で、実際に陪審員になったわけではないですが、それでも二日の拘束はサラリーマンのような給料保証されないフリーランサーには辛いです。
アメリカでは召喚拒否できるのは18歳以下、外国人、英語ができない、重罪な前科者、重病人など7項目。これらのいずれかの理由で辞退報告する為には、そのことを証明する書類を添付しなくてはなりません。私はアメリカ市民ではないので、永住権のコピーを添付して返信すれば終わりですが、英語が理解出来ないという理由項目には証明書類の添付を指示する行がありません。
このことでつい最近世間をにぎわせたニュースがありました。
ボストンに住むネコちゃんにこの召喚状がとどいてしまったという事件。そもそもは国勢調査に飼い猫をペットとして記入したことが発端のようです。ペットの記入欄なんてあったか覚えていませんが、そんなことを調査票に記載させる必要があるのか疑問です。結局飼い主が英語が分からないという理由でネコちゃんに来た召喚状を変したけど、やっぱり認められず、裁判日までになんとかして召還されたのがネコでるということを証明しなくてはならないというちょっとヘンテコな事件ですが、召還するほうも、もう少し確認すれば少なくともちゃんと登録されている外人に出すことは防げると思うけどね。だって、この返信される辞退理由の用紙をいちいち確認するよりも、予め政府で管理している外国人くらいなら除外する作業は簡単だと思いますけどね。
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