2月5日のエントリーでとある専門学校の短期コースの奨学生として10週間のクラスの受講が始る事を書きました。そのクラスが週1で、もうすぐ3回目の日がやってきます。
そのクラスはランプワーク、フレイムワークと呼ばれ、バーナーの炎でガラスの棒を少しずつ溶かして型を作る方法です。日本ではバーナーワークと呼ばれ、とんぼ玉というガラスで美しい柄が描かれたビーズがつくれるのもこの手法です。
7年前になりますが、長い鉄のパイプの先に溶けたガラスをくっつけて息を吹き込んでお皿やカップ等を作る
吹きガラスをブルックリンの工房でやってました。その時にガラスの溶ける感じや扱いに慣れる為と、アクセサリー用の小さなガラスを作る目的で、自宅工房に道具を揃えて独学でやっていた事がありました。1メートル以上ある長い吹き竿にくらべれば短いガラス棒で作業できるのはずっと楽だけど、小さいだけに作業が細かい上、溶けたガラスは水飴のようにドロドロなのに、すぐに固まるので思う様に型になってくれない。むしろガラス玉が小さいから溶けるのも早いし、固まるのも早いからモタモタして居られない。モタモタしてるとバーナーから吹き出す炎はボンベのガスをどんどん消費して行く・・・。格闘して行く間にもそれなりに感覚は掴めるようになったので、とんぼ玉というのを作ってみようかと思い始めた頃に、銀相場がアホみたいに値上がりを始めたので、とーっても費用のかかる吹きガラスを一時中断すると同時に手持ちのボンベのガスも空になってしまったため、とんぼ玉計画もそのまま中断。しばらく様子を見て再開の予定だったのが、果てしなく上がり続ける地金相場はこの7年間上がり続け、今では当時の約6倍以上!!加えて、この7年の間にいろいろな事に手を伸ばしてしまったのでガラスはフュージング(板ガラスを切って溶かして固める)だけにして、吹きガラスはそれっきりになってました。
フュージングで作ったセッティング用のカボション |
フュージングでガラスに直接穴を作ってペンダントに |
こうして7年間放置していたランプワークを再開することができて、今はクラスが楽しみです。これを切っ掛けに吹きガラスも再開したい所ですが、工房費用が7年前よりも随分と上がっているのでこれはもうしばらくお預けです(^^;
2回のクラスが終了し、それぞれで5、6個のビーズをつくりましたが、ガラスは急激な温度変化に弱く、作業後に電気炉の低温(500度程度)で焼き閉める必要があるのでまだ手元にはないので、こちらは後ほど公開しますが、同じクラスの参加者は7人。私を含めて全員笑っちゃうほど不格好なビーズを作りました!このビーズを講習終了頃に見て「ヘタクソだったな〜」って笑えるまでに成長できるようになるようにがんばろう!
使用する材料のガラス棒と形を作る道具の一部 |
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